大切な人達と心通う時間を過ごしたセントアンドリュース大聖堂での挙式
”本物の教会で挙式をしたい”そう考えていたASAKOさんが選んだのは、ホノルルの中心地に建つ「セントアンドリュース大聖堂」でした。美しいステンドグラスが印象的なこの教会での挙式風景をDVDで見せてもらった時に、響き渡るパイプオルガンの音色や、牧師先生の素敵なお人柄に強く惹かれたというASAKOさん。何より一番魅力に感じたのは「大切な人たちとの距離の近さ」だったそう。
セントアンドリュース大聖堂は、二人が立つ祭壇と家族の座る席が近くアットホームな式を挙げられそうと思ったのが決めてでした。結婚の宣誓の際に、すぐ近くに家族の眼差しや祝福の気持ちを感じながら誓いの言葉を言えたことがとても心に残っているそう。家族との繋がりをとても大切にしているASAKOさんは、とにかく家族が喜ぶ挙式とパーティーをしたい!と考えていたのです。
感謝の想いが溢れた母と二人だけの時間
挙式の中でもっとも心に残っているのがお母様によるベールダウンの瞬間。高校生になって、オシャレに気を使い始めた頃からずっとお母様と一緒に買い物に出かけていたそう。自分では似合わないかな?と思った洋服でも、お母様がすすめてくれたものは後々になると好きだなと思うものが多く、ドレス選びもそのセンスを信じて一緒に選びに行かれました。
「何件もドレスショップに付き合わせてしまい、私のドレス姿は見飽きているはずなのに、”すごく綺麗だよ”と言ってそっとベールをおろしてくれた母の顔を見た時に感謝の気持ちが溢れました。日本ではあまりしないハグもして、少し照れくさかったですがとてもいい時間になりました。」
結婚式準備をしている中で、もしかしたらふと「何のために結婚式をするんだろう?」と考えてしまう瞬間もあるかもしれません。でもきっと自分がどれだけ愛情を注がれて来たのか改めて実感したり、大切な人たちと心が通った瞬間に溢れる温かい気持ちが、そこから先の人生の中でとても大切な何かになったり…それが結婚式の魅力なのかもしれませんね。