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大人色で彩る愛と感謝の一日

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

新婦アユカさんが大切な人たちの愛を再確認した、大人色の春ウェディングをレポートします。

結婚式に込めたThanks


春の訪れを感じる3月、『TRUNK(HOTEL)』で新婦アユカさんの結婚式が行われました。新郎新婦の入場を待つゲストテーブルには『Thanks, always as ever.』と書かれた席札が。「ありがとう、そしてこれから2人をよろしくお願いします」。アユカさん夫妻がゲストへ一番伝えたいメッセージを添えてお出迎えしました。

 

そんな2人が目指したのは、“堅苦しくない結婚式”。主賓を立てず、スピーチを減らして歓談の時間をたっぷり設けるなど、ゲストがリラックスして過ごせる演出を心掛けました。また、高砂にステージをプラスして、後方からでも新郎新婦の姿がしっかり見てもらえるよう工夫したのもこだわりです。

 

「昔から結婚式に憧れがあったので、挙げないという選択肢はありませんでした。これまでかかわってくださった全ての方に感謝の気持ちを伝えたいという想いで、ゲストに関することは一切妥協せず準備しました」

夫婦の絆を再確認


アユカさん夫妻は会社の同期として出会いました。彼の明るく裏表のない性格で、交際前から「こんな人と結婚する人は幸せだろうな〜」と思っていたのだとか。そんな優しい彼との絆が結婚式を通してより深まったとアユカさん。

 

「告白とプロポーズの時に、青いバラの花束をプレゼントしてくれました。押し花にして式当日にウェルカムスペースに飾っていたら、『ウワサの青いバラだ!』とゲストたちが喜んでくれました」

 

さらに、彼はドレス選びにも協力的だったそう。7つのドレスショップを巡り、33着も試着しましたが、嫌な顔ひとつせず毎回楽しそうに付き合ってくれました。

 

「試着すると写真&動画を手際よく撮ってくれて、『いいね〜』と感想まで述べてくれました。回数を重ねる度に撮影の手際が良くなり、ドレスショップの担当さんにも褒められていました(笑)」

自分の気持ちを優先したドレス選び


ドレス選びは“似合う”よりも“着たい”を大切にしたアユカさん。挙式で着た『べグム』のオフショルドレスは、コンプレックスである肩まわりが出てしまうことに最初は躊躇したそうですが、自分の気持ちを優先。また、お色直しで着た『ジェニーパッカム』のドレスも、学生時代から密かに憧れていた一着なのだとか。提携先のドレスショップでは扱っていなかったものの、ショップを何軒も巡り長年の想いを実らせました。

 

会場装飾も春らしい鮮やかなカラーではなく、あえてくすみグリーンや濃いピンクなど季節感をはずした装花をオーダー。アンティーク調のキャンドルをデコレーションすることで、空間に重みを出して理想のコーディネートを叶えました。

 

「ブーケにもこだわり、雰囲気の違う2つのデザインをオーダーしました。挙式はビビッドカラーの生花ブーケ、お色直しはブラウン調のドライブーケ。どちらも素敵なデザインでとても気に入っています」

気づかされた大切な人たちの愛


結婚式当日、アユカさんには家族や友人との忘れられないシーンがいくつもありました。実は式直前に故郷の東北で地震が起き、親友たちが急遽欠席することに……。突然の出来事に落ち込むアユカさんでしたが、親友たちがオンラインでの式出席を計画。画面越しでお祝いしてくれるだけでなく、家で料理やケーキを用意してくれて、一緒にケーキ入刀やファーストバイトにも参加してくれました。また両親への記念品贈呈では、目の前に立った瞬間から涙ぐむお母さまの姿が。驚いたアユカさんが「どうしてもう泣いているの?」と聞くと、「とにかく嬉しいよ。おめでとう」と微笑みかけるお母さま。心のこもったその言葉を受けて、アユカさんは改めて結婚式を挙げてよかったと実感しました。

 

「友人たちのお祝いの気持ちや、両親が喜んでくれている姿がとても嬉しかったです。結婚式を通して、改めて2人が“カップル”から“夫婦”になれた気がします!」

 

夫婦愛、家族愛、友情……たくさんの愛に満ち溢れたアユカさんの結婚式。心温まるエピソードの数々は、結婚式を挙げることの素晴らしさを改めて教えてくれます。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス 春婚

アユカさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:TRUNK(HOTEL)

衣装:1着目/べグム IDYLEE(ギャレリアコレクション)、2着目:ジェニー パッカム ジョリーン

エンゲージリン:スタージュエリー

マリッジリング:ティファニー

ハネムーンの行き先:沖縄

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「プレ花嫁期間を思い返すと、主人と一緒にドレスや雑貨を見て回ったり、Instagramで繋がったプレ花嫁友達のみんなと情報交換をしたりと、本当に充実した日々でした! ただ仕事や家事との両立は本当に大変なので、任せられることはプロにお任せするのがオススメです。心配や不安もあると思いますが、結婚式と同じく人生に一度のプレ花嫁期間を思いっきり楽しんでください!」

 

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