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笑いあり涙ありのキャンドルナイト

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

両親やゲストへの感謝の気持ちを大切にしたカスミさんの、キャンドルの灯りに包まれたナイトウェディングをレポートします。

笑顔を誘ったプロフィールムービー


大正11年創業の伝統的な社交場『東京會舘』で、カスミさん夫婦の結婚式が行われました。共通の友人を通じて仲を深めた2人、会う度に魅力的な人柄に惹かれていき自然と交際するようになったそうです。「前向きでマイナスの発言をまったく言わない彼。仕事を一生懸命がんばっているところも尊敬できました」。

 

そんな彼と式準備中に思い出に残っているのがプロフィールムービーの制作です。お互いの過去の写真を探していたところ、彼の大学時代の写真が一枚もないことが発覚! しかたなく学生証の写真を使用したところ、式当日にゲストたちの爆笑を誘いました。

 

「彼とは楽しい思い出がたくさんあります。交際中、私が酔っ払って寝てしまったときにピアスが痛そうだからと外してくれたり、スマホの充電までしてくれていていた彼。本当はコンタクトも外そうと思ったんだけど……と言われたのには驚きました!」。

幻想的な大人のナイトウェディング


夕方からの披露宴に合わせ、式のテーマに「Night Wedding」を掲げました。ドレスは『ハツコエンドウ』の『ヴァネッサ』をセレクト。キュートなピンクのサテンドレスに、ベロア素材の黒い手袋や腰ベルトを組み合わせて大人なムードをプラスしました。

 

また、会場装花は自身の名前の由来にもなったカスミソウやユリの花を組み合わせて白だけに統一。水中装花をはじめ3種類の装花とキャンドルをに並べ、幻想的な世界観を演出したそうです。

 

「テーブルナンバーはお父さんに作ってもらいました。昔から家具を作ったりと器用だったのですが、想像を超えるクオリティの仕上がりにゲストたちからも大好評でした」

目指したのはリラックスできる空間


カスミさんはゲストがリラックスして楽しめる結婚式を目指しました。「忙しい中、わざわざ時間を作って来てくれているので、リラックスして過ごせる空間にしたかったんです」。たとえば、披露宴中の主賓の挨拶をなしにしたり、BGMにピアノの生演奏やジャズを取り入れて肩肘張らないリラクシングな雰囲気を作り出しました。

 

中でもゲストから好評だったのがサプライズバイトです。ファーストバイト後にクジを引き、当たったゲストに新郎新婦がケーキを食べさせるという演出。企画を発表すると、会場から「やりたーい!」「ケーキ食べたい」という声があふれ大盛り上がりになったそうです。

 

「笑いあり涙ありの結婚式でした。ゲストから『本当に楽しくていい一日だった』と言ってもらえてとてもうれしかったです」

心を和ませてくれた一枚のハンカチ


結婚式を通して家族との楽しい思い出もできたと振り返るカスミさん。特にお父さまはファーストミートから終始感動していたそうで、カスミさんが2ショット撮影をお願いすると涙を流してよろこぶワンシーンも。そんなとき、お父さまがポケットから取り出したのはキャラクターがプリントされたファンシーなハンカチ。それを見たカスミさんは思わず笑ってしまったそうです。

 

「和ませてくれたおかげでバージンロードや両親への手紙の際もリラックスすることができました。感謝の気持ちをきちんと伝えることができて本当によかったです」

 

彼や家族との楽しい思い出を作ったカスミさん。可愛さの中に大人のムード漂うロマンチックな結婚式は、マネしたくなるアイディアがいっぱいです。

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カスミさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:東京會舘

衣装:1着目/ヴェラ・ウォン キャロル、2着目/ハツコ エンドウ ヴァネッサ

カメラマン:百瀬和宏(Bohème)

マリッジリング:ハリー・ウィンストン

インスタグラム:@wedding__kam12

ハネムーンの行き先:モルディブ、シンガポール

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「やることがたくさんあって大変でしたが、今となっては準備期間もとても楽しかったと思えます。今この時を楽しんで、素敵な結婚式にしてください!」

 

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