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自分らしさを形にしたクールウェディング

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

結婚式を通して自分を表現したかったシノさんの、こだわりが詰まったクールなホテルウェディングをレポートします。

言葉に込めた永遠の愛


夏空が広がる7月、『グランドハイアット東京』で新婦シノさんの結婚式が行われました。自分を表現する機会を持ってみたいと思ったのが結婚式を挙げるきっかけだったというシノさん。ドレス選びから会場コーディネートまで1つひとつに強いこだわりを持って準備を進めました。「専門学生時代にグループでファッションショーや個展を開いたことがありましたが、一人でイチから手がけてみたいと思っていたんです」。

 

そんなシノさんが式のテーマに掲げたのが「戀理の契り」という言葉。〝永遠に睦まじく変わらない約束〟ということわざを用いた造語で、「大好きな彼と一緒に成長しながら幸せになりたい」という想いを込めました。

 

「『恋』の旧字『戀』は、〝誓いの糸を引き合う〟〝心が惹かれる〟という意味があるそうです。『戀理の契り』という言葉でオリジナルロゴを作り、招待状や会場スクリーンなどに使用しました」

ダークカラーで魅せる会場コーディネート


会場装飾は結婚式のテーマカラー〝ブラック&ゴールド〟を基調にしました。

 

ウェルカムスペースには高さ2mのブラックフレームのミラーを設置してゲストをお出迎え。披露宴会場のゲストテーブルには黒のクロスをかけてゴールドのテーブルナンバーを配置。装飾はあえて生花を減らし、枝や石の花器など無機質なマテリアルでボリューム感をプラスしました。

 

「コストを抑えながらもラグジュアリーに見えるよう工夫しました。式準備は時間との勝負なので情報収集が大切。また、お金を使うところと節約するところのメリハリをしっかりつけるのもおすすめです!」

空間に馴染む美シルエットドレス


シノさんが式場の雰囲気に合わせて選んだのは、『ヴェラ・ウォン』のマーメイドドレス『ジョスリン』。胸元の大胆なVカットが特徴的で、エレガントでありながらモードさも感じられるデザインにひと目惚れしたのだとか。

 

お色直しのドレスは、同じく『ヴェラ・ウォン』の『オクタヴィア』をチョイス。チュールをあしらったプリンセスラインの一着にカラーレスのブーケを添えることで、クールさをキープしながら印象をガラリと変えました。

 

「自分の骨格や肌色に似合うことも大切にしました。義理の妹から『シノちゃんのドレス姿がきれいだったから私の結婚式もマーメイドにしたよ!』と言ってもらえてうれしかったです」

ドレスに映える個性的なヘアメイク


髪型やメイクも自分らしさを貫いたシノさん。インスタグラムで見つけた好みのヘアメイクさんにオファーし、希望イメージやドレス写真を共有しました。挙式と披露宴で着た『ジョスリン』には大人っぽいシニョンヘアと生花を添えた三つ編みヘアを組み合わせ。お色直しの『オクタヴィア』にはタイトなダウンヘアに数十本のゴールドピンをオン。髪型でエッジを出すことでチュールドレスの甘さをほどよくセーブしたのだとか。

 

「ゲストから『ピンいっぱいのオールバックのヘア、めっちゃ似合ってた!』と言ってもらえました。みんなの笑顔も見られ、最高に楽しい一日になったと思います」

 

妥協せずに理想の世界観を形にしたシノさん。最初に決めたテーマからブレないことが、自分らしい結婚式を叶える秘訣なのだと教えてくれます。

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シノさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:グランドハイアット東京

衣装:1着目/ヴェラ・ウォン ジョスリン、2着目/ヴェラ・ウォン オクタヴィア(ともにリマインド)

ヘアメイク:長田博文(@hiro_by_wd)

エンゲージリング:カルティエ

マリッジリング:カルティエ

インスタグラム:@shi_bridal

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「準備は本当に大変ですが、きやりきってよかったと思えるはずです。ゲストの笑顔が見られる楽しい一日が待っているので、体に気をつけて無理せずがんばってください」

 

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