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元プランナー花嫁のハートフルウェディング

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

元ウェディングプランナー・新婦マナカさんの、感謝の気持ちを大切にした大人婚をレポートします。

「ありがとう」を伝えたくて


やわらかな光が差し込む『アンダーズ東京』で、新婦マナカさんの結婚式が行われました。マナカさんは元ウェディングプランナー。仕事上、多くの新郎新婦が結婚式を通して絆を強めていく姿を見てきたことから、式を挙げることは長年の憧れだったそうです。

 

そんなマナカさんが大切にしたのは〝ありがとうの気持ちを伝えること〟。大人花嫁らしい上質さがありながら、肩肘を張らないカジュアルな空間作りを意識しました。たとえば、みんなで一緒に食事を楽しめるように、ゲストテーブルに新郎新婦の席を用意。1人ひとりと目を合わせながら会話や写真撮影を楽しむことができ、ゲストたちから大変好評だったそうです。

 

「式当日は私の誕生日。披露宴中に出生時間を迎えたため『ありがとうタイム』を設け、両親に感謝を伝えました。大切な人たちと一緒に過ごしたあの優しい時間は忘れられません」

プロを信頼するということ


元プランナーのマナカさんにとって、自身の結婚式は〝クリエイターとの関わり方〟について考え直すきっかけにもなりました。

 

日頃からプロのカメラマンやヘアメイクと仕事をしていたことでそのすごさを実感していたマナカさんは、前撮りの髪型&メイクの内容をお任せすることに。しかし、結婚式を担当する別のヘアメイクさんに「自分の好みをきちんと伝えたほうがいいよ!」というアドバイスをもらいハッとしたといいます。

 

「プロだからなにも言わなくても分かってくれるだろうというのは、頼り方が間違っていました。自分が花嫁になったからこそ気づけた貴重な経験です」

迷子になったドレス選び


ウェディングドレス選びは予想以上に苦戦したというマナカさん。「これまでドレスに触れる機会が多かったので、自分に似合うものをわかっているつもりだったんです。でも、好みと流行のデザインが合わず、何度も試着を重ねることとなりました」。

 

そんなマナカさんが選んだのは、『Number.5』で見つけた『ヨーランクリス』のインポートドレス。美シルエットのスレンダードレスにボリューム袖をあしらったひと癖あるデザインがお気に入り。挙式・披露宴・お色直しと髪型を変えて3つのスタイルを楽しみました。

 

「ブーケもアーティフィシャルフラワーを使って3パターン用意しました。すべて母と一緒にデザインしたお気に入りのものです」

忘れられない新郎の涙


結婚式を振り返り「なによりも彼が楽しんでくれたことがうれしい」と話すマナカさん。それまで結婚式に対してまったく関心がなかった彼でしたが、挙式や披露宴の中座では感極まって涙を流すシーンも。また、謝辞の挨拶では「結婚式を挙げてよかった」とゲストの前で熱くスピーチしていたそうです。

 

「結婚式を通して夫婦の絆を深めることができました。ゲストからも『新郎新婦の温かなハートを再認識させてくれる素敵な式だった』と言っていただけてとてもうれしかったです」。

 

上質さがありながら愛に満ちたマナカさんのハートフルな結婚式。ウェディングのプロだからこそ大切にした〝おもてなしの心〟が伝わってきますね。

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マナカさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:アンダーズ東京

衣装:ヨーランクリス(Number.5)

カメラマン:高橋エイジ(maRthgraphy)

ヘアメイク:湖山結衣 (YUI collecttion YUIwedding)

エンゲージリング:ヴァンクリーフ&アーペル

マリッジリング:カフェリング

インスタグラム:@mnk.0222wd

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「大変な準備期間でしたがプランナーさんに寄り添ってもらったり、インスタを通じて知り合った花嫁さんたちにアドバイスをたくさんもらいました。これから結婚式を挙げる方はもちろん、挙げるか迷っている方にも全部ひっくるめて『結婚式はいいものですよ!』と伝えたいですね」

 

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