ボルドーで彩るクラシカルウェディング

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

ゲストへのおもてなしを大切にしたジュリアさんの、クラシカルムード漂う冬婚をレポートします。

ひと目惚れから始まった式準備


穏やかな冬空が広がる1月、歴史ある社交場『東京會舘』でジュリアさん夫妻の結婚式が行われました。新郎とは会社の先輩&後輩関係だったそうで、研修旅行で訪れたハワイで彼からプロポーズを受け付き合うこととなりました。「明るくてポジティブな性格の彼。価値観も似ているので一緒にいたら楽しそうだなと思いました」。

 

結婚が決まった当初、2人は式を挙げる予定はありませんでした。しかし、何気なく式場見学で訪れた『東京會舘』にジュリアさんがひと目惚れ。重厚感のあるクラシカルな空間やスタッフのホスピタリティに心を掴まれ、「ここで結婚式を挙げたい」と強く思うようになりました。

 

「式当日に両親が泣いてよろこぶ姿を見て、家族のためにも結婚式を挙げて本当によかったと思いました」

結婚式のテーマは「おもてなし」


ジュリアさんが結婚式で大切にしたのは、ゲストへの〝おもてなしの心〟です。自己満足だけで終わらせず、貴重な時間を割いてくれるゲストに、「来てよかった」と思ってもらえる式を目指しました。

 

リラックスして楽しんでもらえるように余興は一切なし。代わりにお色直し後はフォトラウンドを行ったり、「ドレス当てクイズ」を開催してテーマパークのチケットをプレゼントしました。また、子どもたちが退屈しないよう折り紙やぬりえ、お菓子を入れたポーチを用意。妊婦や授乳中のゲストにはプチギフトのトラディショナルケーキに加え、アルコールが入っていないチョコレートも準備したそうです。

 

「お料理は老若男女問わずよろこんでもらえるメニューに。試食の際、スープやバゲットまですべての料理が美味しいかったことも式場を決めたポイントです!」

クラシカルな会場に合うボルドードレス


ドレス選びは式場の雰囲気に合うことを重視したジュリアさん。挙式はリュクスなデザインの『ハツコエンドウ』の『ナディア』を運命のドレスに。きらびやかなラメ刺繍がたっぷりとほどこされていて、自然光が差し込むチャペルとの相性は抜群でした。

 

お色直しは、同じく『ハツコエンドウ』の『ジル』をセレクト。存在感のあるボルドーカラーが、クラシカルな披露宴会場にぴったり。新郎のジャケットに合わせて、黒いベルベットリボンを腰にプラスしたのもこだわりです。

 

「カラードレスに合わせて装花も赤をポイントに。種類によって印象がガラッと変わるので、どの花にするかフローリストさんと相談を重ねました」

写真映えを意識したヘア&メイク


一生の思い出を納得のいく形で残したかったジュリアさんは、ヘアメイクにもとことんこだわりました。半年前からベストな髪型やメイクを研究。写真に映えることを考えて、式前には普段よりも2トーン明るい髪色にカラーリングしました。

 

「披露宴では、韓国で購入したキラキラのプリンセスティアラもつけました。サイドから見ても美しい立体感のあるデザインがお気に入りです」

 

式場にひと目惚れし、思いがけず始まったジュリアさんの結婚式準備。会場の雰囲気を軸にドレスやヘアメイク、装飾をコーディネートしたことで、統一感のある洗練された世界観を叶えることができました。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス 冬婚

ジュリアさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:東京會舘

衣装:1着目/ハツコエンドウ ナディア、2着目/ハツコエンドウ ジル

エンゲージリング:祖母から譲り受けたもの

マリッジリング:ブルガリ

インスタグラム:@js2y_wd

ハネムーンの行き先:フランス、イタリア

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

 「準備は大変ですが、それすらも忘れてしまうほど当日は本当に楽しくて一瞬で終わってしまいます。オフショットは介添さんにiPhoneを渡したくさん撮っていただきましょう! 人生で一番幸せな日になりますように…♡」

 

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