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フェミニン&クールな「OFRESIAウェディング」

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

息子さんとの家族婚を叶えたサエさんの、〝フェミニンだけど媚びない〟理想の女性像をテーマにしたパーティーをレポートします。

我が子に伝えたかった愛の形


横浜の街を望む「ウェスティンホテル横浜」で行われた新婦サエさんの結婚式。入籍した当初、式を挙げる予定はなかったサエさん夫妻でしたが、子育てをする中で、自分自身が家族やまわりの人たちに愛されて育ってきたことを再確認。愛されることの大切さを我が子にも知ってほしいと思い、結婚式を挙げることにしたそうです。

 

式当日、挙式でリングボーイを任された息子さん。しかし、当時2歳になったばかりでイヤイヤ期まっただ中。たくさんのゲストに囲まれて役割を果たせるかサエさんも不安でしたが、恥ずかしがりながらもしっかりと2人の元へリングを届けてくれたそうです。

 

「結婚式を挙げるきっかけを作ってくれた息子に感謝の気持ちでいっぱいです。またコロナ禍で入籍し、妊娠・出産・育児とあっという間に3年が経っていましたが、改めて夫と共に生きていくけじめにもなりました!」

理想の女性像をテーマにしたカラードレス


サエさんが目指したのは「OFRESIA」という女性像です。「お気に入りの香水の名前で、〝フェミニンだけど媚びていない〟というテイストの香りが、私が憧れる女性像にぴったりだったので結婚式のテーマに選びました」。

 

お色直しのドレスも「OFRESIA」を軸に、「キヨコ ハタ」のカラードレスをセレクト。プリンセスラインのスカートに存在感のある大輪のバラがあしらわれ、ブラック×ベージュの個性的なデザインがお気に入りなのだとか。髪型にもとことんこだわり、オールバックのタイトなお団子ヘアに、エレガントなベロアリボンを組み合わせました。

 

「中座のエスコートはサプライズでおばあちゃんにお願いしました。幼いころからウェディングドレス姿を見せたいと思っていたので、その願いが叶ってうれしかったです」

映画のワンシーンに誘うこだわりの装花


会場装飾にも「フェミニン」と「クール」の二面性を持たせたサエさん。「海外のガーデンウェディング」をテーマにしたホワイト×グリーンの装花に、ブラックやゴールドのキャンドルを配することでエッジを効かせました。

 

また映画『トワイライト』が大好きなサエさんは、物語のワンシーンからもインスパイアを受けてコーディネート。森の中をイメージして、苔や枝、石といったクールなマテリアルをゲストテーブルに取り入れました。

 

「何度も打ち合わせを行い、準備にいちばん時間をかけた装花。完成した会場を見たときは理想以上の仕上がりに、感動で鳥肌が止まりませんでした。苦労したぶん愛着もたっぷりです」

「ありがとう」を伝えるテーブルスピーチ


サエさんが結婚式で掲げたもう一つのテーマは「感謝」です。来てくれたゲスト一人ひとりに「ありがとう」の気持ちが伝わるよう、「席札メッセージ」や「ゲストとの思い出紹介」といった会場が一体となれる演出をたくさん散りばめました。中でも、サエさんが印象に残っているのが「テーブルスピーチ」です。友人4名にゲスト卓でラフなスピーチをお願いすると、そのうちの一人がスピーチ中に「さえちゃん!ハグしよう!」と言って高砂へ。思いもよらない友人の行動に、サエさんは感極まって泣きながら熱いハグを交わしました。

 

「彼女らしいスピーチにとても感動しました。ラフな雰囲気の『テーブルスピーチ』だったからこそ叶えられたのだと思います。結婚式を挙げたことで、家族や友人に改めて感謝の気持ちを伝えられて本当によかったです」

 

子育てしながらも結婚式の準備に勤しんだサエさん。こだわりがたくさん詰まった演出や装飾はとっても参考になりますね。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス ホテル婚

サエさんのウェディングレシピ


場所:YOKOHAMA

会場:ウェスティンホテル横浜

衣装:1着目/リビニー KAILEY(フォーシス アンド カンパニー)、2着目/キヨコ ハタ KH-0483(フォーシス アンド カンパニー)

ヘアメイク:大石るり

インスタグラム:@wd.123_ss

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「準備中にたくさん夫婦ゲンカをしましたが、妥協せずがんばったことで後悔のない結婚式を挙げることができました。今でも二人で式の話をするくらい、私たちにとっては最高の思い出です。準備は大変ですが、自分たちらしい式を作り上げてください!」

 

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