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大切な人への愛が募る一日

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

自分らしさを大事にするシオリさんが、家族や友人への愛を再確認したというウェディングパーティーをレポートします。

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出会いは学生時代


東京・青山にあるゲストハウス「THINGS aoyama organic garden .dth」で新婦シオリさんの結婚式は行われました。大好きな彼の隣で幸せそうに微笑むシオリさん。2人の出会いは学生時代に遡ります。

 

当時、就職活動中だったシオリさんは、美容師のアシスタントだった彼に地元の鎌倉駅で偶然声をかけられました。彼のお店に何度か通ううちに、自然と友人関係に発展。出会いから3年後に交際がスタートし、次第と結婚を意識するようになっていったそうです。

 

「優しくて今まで出会ったことがないタイプの人でした。一緒に過ごしたら面白くて楽しい人生を歩めそうだなと思い、付き合って1年半で結婚を決めたんです」

延期をプラスに変えた式準備


“飾りすぎないカジュアルな式”を希望していたシオリさん夫婦でしたが、コロナ禍で式を1年延期することに。そこで2人は足を運んでくれるゲストへのおもてなしを改めて考え直し、新たに“感謝の言葉・人との繋がり・温かさ”というテーマを掲げました。

 

また、式までの時間が増えたことで、1つひとつの準備に全力で取り組んだというシオリさん。InstagramやYouTubeで動画クリエーターを半年かけて探したり、装花やプチギフトもネットだけでなく直接お店に足を運んで自分たちが心からいいと思うものを選びました。

 

「準備だけでなく、普段の会話でもできるだけ結婚式の話題を出すようにしました。そのおかげで、一生に1度の晴れの日を後悔のないように迎えられたと思います」

バージンロードでハプニング発生


延期から一年を経て、ついに迎えた結婚式当日。挙式では、動物が大好きだというシオリさんが子どもの頃から夢みていたリングドッグセレモニーを行いました。結婚指輪を背負ってバージンロードを歩く愛犬の姿に、会場中が和やかな雰囲気に包まれたのだとか。

 

また、思いがけないハプニングも発生。入場したシオリさんがお辞儀をした瞬間、ビリッと大きな音が……! 中のパニエがヒールにひっかかってやぶれてしまったのです。これには緊張していたシオリさんも思わず苦笑い。そのあとのベールダウンではお母さまもつられて笑ってしまったのだとか。

 

「子どものころから節目の晴れの衣装をいつも破いていたらしく、まさか結婚式まで……(笑)。でも、ありのままの姿で挙式ができてよかったなと思います」

大切な人への愛を再確認


結婚式をとおして、大切な人たちへの愛がさらに深まったと話すシオリさん。披露宴では学生時代からの友人にスピーチをお願いしました。高校・大学とずっと一緒に過ごしてきたからこそ言える温かなメッセージの数々に、シオリさんをはじめ会場中が感動の涙に包まれたのだとか。

 

式の終盤、進行にはなかった動画が突然スクリーンに映し出されました。それは、彼からシオリさんへのサプライズムービー。所縁のある方々に協力してもらい、彼がバラの花を集めていくといった内容で、上映後には本物のバラの花束をシオリさんへプレゼントしてくれました。

 

「大切な人たちと一緒に過ごすことができて、本当に幸せな時間でした。そして、より一層旦那さんのことが愛おしくなりました!」

 

飾りすぎず自分らしい結婚式を叶えたシオリさん。そして、彼を心から大切に想うシオリさんの姿は、改めて結婚式はいいものだなと感じさせてくれます。

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シオリさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:THINGS aoyama organic garden .dth

衣装:1着目/カリナ(アトリエ・ド・ルシェル 青山)、2着目/ハニーサックル(テンパリー・ロンドン)

カメラマン:西元繁一

マリッジリング:鎌倉彫金工房で手作り

ハネムーンの行き先:フランス(2018年)

インスタグラム:@l.k.r_1993

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「コロナ禍で不安もたくさんあると思いますが、どんな選択をしても2人が決めたことが正解だと思います。ただ1つ言えるのは、結婚式は何にも変えがたい幸せな時間だということです。準備やご夫婦の時間を大切に頑張ってください♪」

 

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