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大切な家族と過ごす大人の少人数婚

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

クラシカルな会場を活かした新婦ユリエさんの、大好きな家族と叶えたアットホームな結婚式をレポートします。

背中を押した叔父さまの言葉


400年続く料亭『河文』の伝統を継承する『THE KAWABUN NAGOYA』で、ユリエさん夫妻の結婚式が行われました。初デートですぐに意気投合した2人は、初対面にもかかわらず友人の誕生日プレゼントを一緒に探したり、カフェでおしゃべりしたりと、一日かけてデートを楽しんだそうです。「初対面でこんなに気が合う人がいるのかと驚きました。とても楽しいデートだったので印象に残っています」

 

そんな2人の結婚式を後押ししてくれたのは、父親代わりでもあるユリエさんの叔父さまでした。もともと式を挙げるつもりはなかったユリエさんでしたが、叔父さまの「どんな形でもいいからケジメとして挙げておきなさい」という一言が、「自分たちは本当はどうしたいのか」を考え直すきっかけとなりました。

 

「愛知と兵庫で両家が離れている事もあり、結婚式がお互いの家族を知ってもらう良い機会になると思いました。結婚や家族について改めて考えた結果、少人数で式を挙げる選択をしました」

結婚式に込めた「warm&cool」の想い


アットホームでありながら大人の落ち着きを感じられる結婚式を叶えたかったユリエさんは、「warm&cool」を式のテーマに掲げました。正反対の意味を持つ2つの言葉には、「性格も得意なことも異なる〝自分たちらしさ〟を感じてもらいたい」という想いも込められているそうです。

 

そのひとつが人前式での誓いの言葉。互いの想いを綴った手紙には、形式張った言葉ではなく、飾らない言葉で夫婦になる誓い込めました。また、ウェルカムスペースには2人で制作したアートパネルをデコレーション。ユリエさんが「warm」、彼が「cool」をテーマにして、2つで1つとなる作品を完成させました。

 

「仕事の合間をぬって2人でアイディアを出したり、深夜まで作業したり…主人がたくさんフォローしてくれたので、イメージしていたものよりもはるかに良いものに仕上がりました。力を合わせる経験を通して、相手の新たな良い所を知ることができました」

ウェディングドレスで叶えた親孝行


式の準備で特に印象に残っているのは〝お母さまとのドレス選び〟だと振り返るユリエさん。「昔、姉のウェディングドレスを嬉しそうに選ぶ母の姿を見て、私もいつか式を挙げるなら一緒に選びたいと密かに思っていたんです」

 

快く兵庫から愛知まで来てくれたお母さまの後押しもあり、『アントニオ・リーヴァ』のAラインドレス『VENERE』をセレクト。自分が想像していた以上のドレスに出会えたことだけではなく、久しぶりに母娘で過ごした時間はユリエさんにとって特別な思い出となりました。

 

「試着前、式を挙げるレストランで母と一緒にランチを食べました。ランチ後、プランナーさんが特別に式場を母に案内してくださって! その後の試着も式場の雰囲気をイメージしながら行う事ができました」

プレゼントは〝世界に1冊だけの本〟


ファーストミートのとき、家族から1冊の本を渡されました。表紙に書かれていたのは「JUST FOR YOU」という言葉。本にはユリエさんが生まれてからの振り返りがまとめられていて、思い出の写真と共に家族1人ひとりからの温かいメッセージも。思いがけないプレゼントに胸がいっぱいになったユリエさんは、その後もチャペルで記念写真を撮ったりと家族水入らずの時間をゆっくりと過ごしました。

 

「式当日はあわただしく時間が過ぎてしまうので、ファミリーミートで家族との時間をしっかり作れたことは本当に良かったです。大切な家族や友人と思い出は、これからの私たち夫婦の支えになっていくと思います」

 

落ち着いた雰囲気の中に、センスの良さを感じるユリエさんの結婚式。結婚式の本質を大切にした姿は、式を挙げるか悩んでいる大人花嫁さんたちの背中を押してくれます。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス 春婚

ユリエさんのウェディングレシピ


場所:NAGOYA

会場:THE KAWABUN NAGOYA

衣装:アントニオ・リーヴァ VENERE(ザ・トリート・ドレッシング)

ヘアメイク:Marie Satake(@marie_satake)

カメラマン:アンプラグド(@unplugged_kyoto)

マリッジリング:Pluie

インスタグラム:@_____yu__ri___e____

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「今はいろんな形の結婚式があるので、大人婚でも自分たちに合う形で式を挙げることができるはずです。一生に一度の機会なので、こだわりたい所は思いっきりこだわり抜いてほしいと思います」

 

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