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感謝の想いに気づけた一年越しの結婚式

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

延期や中止を乗り越えながら、自分たちらしい形でゲストへの感謝を伝えた、新婦マイさんの結婚式をレポートします。

彼の心の広さに惹かれて


木の温もりを感じさせるチャペルで、仲良く寄り添うマイさん夫婦。コロナ禍による1年の延期を経て、2人にとって念願だった結婚式が行われました。

 

2人の出会いは友人が開いた食事会だったそう。「ニコニコしていて穏やかな人だと思った」と彼の印象を振り返るマイさん。交際中、マイさんが会社を辞めて海外留学した時も一切、反対することなく、帰国を待ち続けてくれたのだとか。いつもマイさんの気持ちを尊重してくれる彼の心の広さに惹かれ、「この人しかいない!」と結婚を決意しました。

 

「式当日にファーストミートでは、彼なりに驚きつつも、『これからもよろしくね!』とマイペースな反応に思わず笑ってしまいました。優しい彼と晴れの日が迎えられて、とても幸せな気持ちになったのを覚えています」

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披露宴中止で気づいた感謝の想い


延期を経て準備を進めていたマイさんの結婚式でしたが、実は式の1ヶ月前に緊急事態宣言が発令。悩んだマイさん夫妻でしたが、検討を重ねた結果、披露宴を取りやめて挙式のみを行う決断をしました。楽しみにしていた披露宴が中止になり落ち込むマイさん。しかし隣で支えてくれる彼の存在や、「挙式だけでも絶対に行くからね!」という友人たちの温かい言葉に励まされ、前を向くことができました。

 

そうして迎えた式当日、チャペルの扉が開いた瞬間、マイさんの目の前には大好きなゲストたちの笑顔が。その光景は言葉にできないほど幸せなものでした。

 

「披露宴の中止は辛い決断でしたが、そういった経験があったからこそ、『大切な人たちに感謝を伝えたい』という想いが一層強くなりました。コロナ真っ只中にも関わらず、当たり前のように出席してくれた親族、友人には本当に感謝しています」

雰囲気が異なる2つのドレス


式を延期したことで準備期間に余裕ができたマイさんは、ドレス選びにたっぷりと時間をかけました。提携のドレスショップをすべて巡って出会えたのは、『キャロライン カスティリアーノ』のシンプルなAラインドレス。ミカドシルクを使った上品なデザインがお気に入りで、バロックパールのピアスを合わせてカジュアルダウンしたのがこだわりです。

 

お色直しではパフスリーブが特徴のエンパイアドレスをセレクト。挙式とのギャップを出すために、あえて素材もシルエットもまったく違うドレスを選んだのだとか。披露宴が中止となりゲストの前で着ることができませんでしたが、後撮りで素敵なドレス姿をたくさん写真に残すことができました。

 

「2着目のドレスに合わせたブーケは母が手作りしてくれました。大ぶりのワイルドドライフラワーを使った大人なデザインがお気に入りです。今でも大切に飾っています」

アットホームな食事会とサプライズプレゼント


挙式後、中止となった披露宴の代わりに家族のみで食事会を行いました。ゲスト全員と過ごせず残念な気持ちはありましたが、家族だけでゆっくりと食事を楽しみ、アットホームな時間を過ごすことができたマイさん。さらに会の途中では、友人たちからサプライズ動画のプレゼントが! 映像を見たマイさんは、温かいメッセージの数々に涙が止まりませんでした。

 

「大好きな人たちが自分たちのために集まり、祝福してくれるなんて、こんなに贅沢なことはありません。また、式後に両親から連絡があり、『たくさん悩んだけど結婚式を挙げられてよかったね』と言ってもらえました。普段はなかなか言えない感謝の気持ちを両親に伝えることができて、改めて結婚式を挙げてよかったと思いました」

 

結婚式延期、披露宴の中止など、多くのトラブルもありましたが、それを乗り越えたことで感謝の気持ちに気づいたというマイさん。予想外の出来事に嘆くのではなく、“自分たちが今できることに全力を尽くす”大切さを教えてくれるエピソードですね。

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マイさんのウェディングレシピ


場所:AICHI

会場:オランジュベール

衣装:1着目/キャロライン カスティリアーノ(マルイチ)、2着目:クリオマリアージュ

ヘアメイク:伊藤千穂(stack)

エンゲージリング:オーダーメイド

ハネムーンの行き先:予定なし

インスタグラム:@pk_sm_0605

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「こんなご時世なので、結婚式をやるかどうか悩んだり、挫けそうになることがたくさんあると思います。 けれど一生に一度の結婚式。自分たちらしい結婚式をぜひ挙げてほしいと思います!」

 

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