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心で繋がるビタミンカラーウェディング

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

ゲストとの繋がりを大切にしたケイコさんの、カラフルな花々で彩ったアットホームな秋婚をレポートします。

全員にスポットライトが当たる演出


新婦ケイコさんの結婚式は、約400年の歴史を持つ『八芳園』で行われました。目指したのはゲスト全員が主役になれる結婚式。

 

ウェルカムスペースに100枚を超えるゲストとの思い出写真を飾ってお出迎えすると、披露宴ではゲストインタビューや鯛めしサプライズ、友人の出産お祝いタイムなどを開催。さらに余興をなくし、写真撮影や歓談の時間をたっぷりと設けたそうです。

 

「限られた人だけにスポットライトが当たらないように意識しました。式後、参列したゲストから『愛に溢れた結婚式だった!』と言ってもらえて本当にうれしかったです」

色使いにこだわった理想の高砂


空間作りでケイコさんが特にこだわったのが、高砂の装花です。先輩花嫁でもある友人と一緒にイメージを固め、フローリストと何度も打ち合わせを重ねて理想の高砂を形にしました。

 

ハワイアンフラッグの葉に組み合わせたのは、色鮮やかな胡蝶蘭やアンスリウム。そこに秋の花であるケイトウを添え、トロピカルな雰囲気に落ち着きをプラスしました。庭園のグリーンに映えるビタミンカラーの装花は、ゲストやプランナーから大好評だったそうです。

 

「ヘルシーな雰囲気にしたかったので、花選びには試行錯誤しました。カラフルな装花が映えるように、会場の庭園側に高砂を設けたのもこだわりポイントです!」

諦めきれなかった一着のドレス


ケイコさんには結婚前から憧れのドレスがありました。それは『トモ・コイズミ』のボリュームドレスです。しかし、提携のドレスショップでは既に試着が終了していることが発覚…。それでも諦めきれず毎日キャンセル待ちの電話をかけ続けると、その想いが届いたのか『運良く試着に空きが出た』との連絡が! 無事に念願のドレスを運命の一着に迎えることができました。

 

挙式ではシニョンヘアと大粒のブルーのピアスを合わせてエレガントな雰囲気で。付属の袖を足してシルエットを変えた披露宴では、髪型をハーフアップにチェンジして2つの着こなしを楽しんだそうです。

 

「お色直しは韓国ドラマにインスピレーションを受け、スレンダーなビッグスリーブドレスを選びました。袖部分のデザインが個性的でかわいく、こちらもお気に入りの一着です」

みんなで作り上げた真ちゅうの証明書


日頃から家族や友人との絆を大切にしていたケイコさんは、「これからも繋がっていこう、ずっとよろしくね」というテーマを式に込めました。その想いを形にしたのが結婚証明書です。全員の名前を刻印した真鍮(しんちゅう)のネームプレートをパズルのように組み合わせ、最後はケイコさん夫婦の名前を中央に。みんなで一枚の証明書を完成させました。

 

「証明書はインテリアとして今でも大切に飾っています。結婚式は親や友人へ感謝を伝えられる素敵な機会。式を挙げて本当によかったです」

 

鮮やかな花々にも負けないくらい明るくハッピーなケイコさんの結婚式。新郎新婦はもちろんゲストにとっても〝心の繋がり〟を感じられる、忘れられない一日なったことでしょうね。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス 秋婚

ケイコさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:八芳園

衣装:1着目/トモ・コイズミ(ザ・トリート・ドレッシング)、2着目/ヨーランクリス ドース(Number.5)

カメラマン:Kubota Shohei(八芳園アールフォト)

エンゲージリング:ラザール ダイヤモンド

マリッジリング:ラザール ダイヤモンド

ハネムーンの行き先:沖縄巡り(古宇利島、小浜島、石垣島、本島)

インスタグラム:@keichan_thv

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「あまり結婚式に興味がなかった旦那さんも、式後は挙げて本当によかったと言っていました。彼がエンドロールを泣きながら見ていた姿は忘れられません。みんなが幸せな気持ちになれる機会はあまりないと思うので、準備は大変ですが頑張ってください」

 

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