Eclectic（エクレクティック）なスタイルって？

”エクレクティック”という言葉、聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。Eclectic とは「折衷」、つまり「異なるテイストを組み合わせて楽しむスタイル」、「国や時代を超えて、よいものだけを掛け合わせたスタイル」という意味です。なにか一つのスタイルに特化するではなく、贅沢にわがままに様々なスタイルを掛け合わせていくことで、新しいスタイルを作り出すことができます。

今回のイベントは「和×洋」をテーマに和装にもウェディングドレスにもハマるスタイルを、5名のウェディングソムリエアンバサダーと共に作りあげました。それが、「和style Party 〜Eclectic Wedding〜」。和装もドレスも思い切り楽しみたい…！そんな花嫁さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

日本人女性の魅力を引き出すのはやっぱり艶やかな和装スタイル

第1部は、ホテル椿山荘東京のプロデュースによる和装ショー。

場所はホテル椿山荘東京の庭園に2017年11月に新たに誕生した神殿。「東京には、ひとを祝福する森がある。」－ホテル椿山荘東京には、 60年以上にわたり、たくさんの結婚式を見つめ祝福してきた森があります。森の中に佇む独立型の神殿は、まさに「祝福の森」を象徴的に感じられる場所。柔らかな日差しと共に、自然に宿る神々に祝福されるような神聖な空間の中で、艶やかな和装スタイルの数々を堪能していただきました。

▶Style 1
白無垢は紅色の差し色がとても可愛らしい一着。ヘアはレトロなビクトリーロール風で、50年代ハリウッド女優のようなヴィンテージスタイルを和のテイストにアレンジ。

▶Style 2
色打掛は、豪華絢爛でかっこよく華やかなイメージ。優雅で美しいカトレアを合わせた、リュクスで華やかな気品あるスタイル。大人花嫁さんにおすすめです。

▶Style 3
この凛とした雰囲気は黒引振袖ならでは。ヘアは究極の伝統美、日本髪の中でも最も格式の高い文金高島田をご自身の髪で結いあげました。特別な美しさを感じるスタイルでした！

▶Style 4 
白無垢、パールがあしらわれた柔らかい若草色の掛下着を合わせたお洒落なコーディネート。これまで掛下着は純白のものが一般的でしたが、現在はバリエーション豊か！大胆なヘッドドレスでフォトジェニックに。また、白無垢を色打掛に掛け替えてイメージチェンジ。大人スイートなフラワーヘアに。

▶Style 5
和装の中で最も格式の高い正礼装である白無垢。清楚で凛とした佇まいは最も花嫁らしいスタイル。白無垢を色打掛に掛け替えてイメージチェンジ。ナチュラルで柔らかくアレンジしたクラシカルヘアでピュアで可愛らしい花嫁に!

エスコートカードにもアレンジを加えてゲストへおもてなし。

第2部は、バンケットに移動して、和style Party 〜Eclectic Wedding 〜をみなさんに体験していただきました。

まずは、挙式の緊張感から解き放たれるように、ホッと一息ついて頂けるようなアイデアとして、抹茶のムースにゲストのみなさんのお名前を入れたエスコートカードでお出迎え。披露宴が始まる前に、スイーツを口にしながら談笑することで空気感も柔らかくなりますよね。今回参加してくれた50名の花嫁さんも大喜び。ゲストに年配の方が多く、エスコートカードは向いていないかな？という方は、ランダムに様々なメッセージをいれるのもオススメです。

さらに入場時や乾杯には、琴ジャズによる生演奏を。これもまさにエクレクティック。しっとりとした和のテイストを感じさせつつも、軽快でセンスの良いジャズの演奏がとても心地よい空間づくりを演出。

ドライツリーをふんだんにあしらった装飾

 今回、参加した花嫁さんの中から、ひときわ大きな歓声があがっていたのは会場の装飾。テーブル装花は、ドライツリーとハーバリウムのような瑞々しい水中花を組み合わせ、赤、紫、緑と和を連想できる色合いをシックなトーンにする事でエ、クレクティックな世界観に。ドライツリーには香りの良いランとエアプランツを合わせ、シャンデリアにも合う特別な空間になるようにコーディネート。ナチュラルな雰囲気で人気のユーカリやブルーファンタジアに、ランや小花を合わせ、上質感のある和テイストに！

ナフキンフラワーは違いを楽しめるよう2種類ご用意。ひとつはドライフラワーの組み合わせ。パンパスに、人気のブルーファンタジア、ペッパーベリーをあしらって。もう1種は、フレッシュなローズマリーで香りを楽しんでいただけるものに。こちらは参加した皆様にもお持ち帰りいただきました！

最も存在感を放っていたのは、旬なスモークツリーをふんだん使用したアーチ。和風な枝ものと組み合わせて和、洋の衣装が映えるようなディープフォレストをイメージしています。どこから写真をとってもお花が写りこむようなコーディネートに仕上がり、会場がより一層華やかに。

白無垢×引振袖でエクレクティックなスタイル

パーティーの中でオススメしたいスタイルが、引振袖の上に白無垢を羽織ったスタイル。通常、白無垢の下は掛下着を着るのが一般的ですよね。敢えて白無垢の下に引振袖を合わせることで、より艶やかに、より様々なバリエーションを楽しむことができます。

このスタイルのポイントは、パーティーの途中で、白無垢を脱ぐだけであっという間にイメージチェンジが叶うこと。

清楚さと華やかさを掛け合わせたスタイル。
テーマのエクレクティックに合わせてブーケにも少し洋のエッセンスを取り入れることで、会場の雰囲気ともマッチング。

和テイストでもしっかり映えるウェディングドレス

和と洋、双方の良い点を掛け合わせて作り上げた今回の「エクレクティックウエディング」には、もちろんウェディングドレスも美しく映えます。ドレスは全身にビジューをあしらい、女性のしなやかなボディラインを美しく魅せてくれるマーメイドライン。女性らしさの中にきりっとスタイリッシュな雰囲気も感じさせますよね。

ブーケは、マジェスティックレッド（カラー）を中心に、アマダやアンダルシアという品種のバラと、ミスカンサスを束ねて、凛とした美しさのあるブーケに。品格を兼ね備えたような雰囲気に仕上げました。

そしてウェディングケーキはあえて真っ白なシュガーケーキを。色とりどりの装飾の中で純白のシンプルなケーキが存在感を発揮。ドレスのエレガントな雰囲気にもぴったりでクラス感がアップ。

おわりに

 今回のホテル椿山荘東京 × ウェディングソムリエ 和style Party 〜Eclectic Wedding〜は、5名のウェディングソムリエアンバサダーとともに、3ヶ月の期間を掛けて作り上げてきました。テーマを決めるところからスタートし、話し合いを重ねイベント当日を迎えました。

イベントには多数の応募の中から幸運にも当選した約50名のプレ花嫁、卒花嫁さんをご招待。和装ショーや、和style Party を楽しんで頂いたのち、花嫁同士の交流を。

昨年開催した「ホテル椿山荘東京キャンドルナイトパーティー」の際にも評価が高かったフィンガーフードの数々。今回も洗練された料理の中に遊び心たっぷりの素敵なフードをご用意いただきました。みなさんの楽しそうな笑顔がとても印象的でした！

この「エクレクティックウエディング」は、ホテル椿山荘東京にて7月28日土曜日16時半から開催されるブライダルフェアーで見学できるそう。会場検討中の花嫁さんはぜひ問い合わせしてみて下さいね。