クリスマスの観覧車でプロポーズのはずが、思いがけない展開に
交際を初めて1年8ヶ月が過ぎた頃のクリスマス。同棲中の二人はデートでみなとみらいの観覧車へ行くことに。
実は彼は、観覧車の頂上でプロポーズをするために、ジャケットのポケットに指輪を忍ばせていました。
緊張しつつ観覧車へ向かうと、なんとクリスマスの観覧車は完全予約制となっており、予約をしていなかった二人は乗れないことが判明。
何度も何度も観覧車スタッフに「どうしても今日は乗れないのか?」と尋ね落ち込む彼に、プロポーズの事など微塵も想像していなかったユキさんは「また今度来ようよ」と声を掛け、家路につきました。
翌日の朝のこと。熟睡したユキさんが目を覚ますと、そこには指輪を持った彼が。そして突然「俺と結婚してください!」と指輪を差し出しプロポーズ。
寝起きで頭ボサボサ、すっぴんパジャマのよだれ顔だったユキさんは大パニック。「えええーーー!?なんで今?!」ととっても驚いたそう。思い描いていた、綺麗にメイクをして指輪をはめて二人で涙ながらに記念写真を撮るというプロポーズとあまりにもかけ離れていて、思わず笑ってしまいました。
どうしてそのタイミングだったのか、答えはその日出勤して判明しました。
会社の上司達に「最近観覧車乗った?」と聞かれて驚いたユキさん。彼は事前に会社の先輩達に観覧車でプロポーズすることを伝えていたのです。同期のみんなも知っており、知らなかったのはユキさんだけ。
「早くプロポーズしないと、人づてに伝わってしまうかも!」と焦った結果が、出社前の朝の寝起きプロポーズに繋がったのです。これには会社のみんなも「あいつらしいなぁ」と大笑い。彼の愛されキャラが伝わってくるような微笑ましいエピソードですよね。
彼の中では計画通りに行かなくて焦ってしまったかもしれませんが、結果的に意表をつくサプライズに?!
二人で過ごす穏やかな朝の時間が、忘れられない時間になったのではないでしょうか。