涙が止まらなかったバージンロード
結婚式は離れて暮らすご家族も、大変楽しみにしてくださっていたそう。「式をとおして、家族の愛の大きさを改めて感じた」とアカネさんは振り返ります。
式当日、挙式の直前まで笑顔だったお母さまですが、アカネさんがチャペルへ入場すると様子が一変。溢れる涙をこらえ、歯をくいしばりながらのベールダウン。その姿を見て、アカネさんもまた一気に涙が込み上げてきたそうです。
「本当はかっこよくバージンロードを歩きたかったのですが、母の愛を感じ、泣きながら歩きました。結婚式を挙げたことで、家族へ感謝の気持ちを伝えられてよかったと思っています」
笑顔と涙に包まれ、ゲストも新郎新婦も幸せな気持ちになれた結婚式。ついゲストへのおもてなしを優先してしまいがちですが、“新郎新婦が楽しむ”という一番大切なことを、アカネさんの結婚式は教えてくれますね。