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海外ウェディングのようなスタイリッシュパーティー

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

海外ウェディングをお手本に、モードでスタイリッシュなスタイルにこだわったチカさんの結婚式をレポートします。

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式を挙げるつもりはなかったけど……


新婦・チカさんが彼と出会ったのは、とある食事会でした。その日は席が離れていたため、ひと言も話さなかったという2人。しかし後日、一緒に参加した同期が仲を取り持ってくれたことで交際に発展したそうです。「話す内容も服装も、最初は住む世界が違うと思っていました。でも、お互いの性格を深く知るにつれて、自然と『この先も一緒にいたい』と思うようになって……」

 

晴れて結ばれた2人は結婚式の日を迎えました。しかし実は、結婚式への憧れは全くなかったというチカさん。それでも、大好きなお祖父さまとお祖母さまが花嫁姿を楽しみにしていてくれたことで、式を挙げる決意をしたそうです。

 

「結婚式をするなんて選択肢にありませんでした。しかし、当日は楽しく過ごすことができ、祖父母にも喜んでもらえ、心から結婚式を挙げてよかったと思いました」

目指したのはスタイリッシュな挙式


「スタイリッシュ」「モード」「シャープ」をコンセプトに、海外ウェディングのような結婚式を目指したチカさん。いくつか式場見学をする中で、重厚感のある雰囲気の「コンラッド大阪」を結婚式の舞台に選びました。

 

式当日、地上200mにあるガラス張りの「天空のチャペル」で行われた挙式。着用したのはインポートブランド『サイード・コベイシー』のマーメイドドレスでした。総ビジューでフェミニンなシルエットは、背の高いチカさんにぴったり。挙式に花を添えてくれたのは、お母さまが作ってくれたリングピロー。白い花とパールを組み合わせた上品なデザインで、ゲストや式場スタッフからも大好評だったとか。

 

「母には材料調達から制作まで負担をかけてしまいましたが、素敵に仕上げてくれました。今でも自宅に飾っています」

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お色直しはモードな雰囲気を重視


お色直しはボルドーのカラードレスを選び、一層モードな雰囲気に。足元には彼にプレゼントされた『マノロブラニク』のパンプスを、アクセサリーには『トーガ』のイヤリングを合わせました。目元には黒のチュールをあしらい、海外モデルのような立体感をヘアメイクで演出したのだとか。

 

再入場のテーマは「海外コレクション」。アップテンポな洋楽をBGMにクールな表情で現れたチカさん。ブーケを持って迎えにきた彼にエスコートされながら、会場を颯爽と歩きました。その美しい姿に圧倒されたゲストたちからは「おー!」と大きな歓声が起こったそうです。

 

「モード感を存分に出した結果、もはや結婚式ではなくなりました(笑)。しかし、ゲストから『かっこよかった』『こんな結婚式みたことない』と言っていただけて自分らしさを取り入れてよかったと思っています」

常識にとらわれない結婚式の形


チカさん夫婦はおもてなしの心も忘れませんでした。ゲストファーストを大切にして、自分たちに焦点が当たる演出をできるだけカット。プロフィールムービーやファーストバイトをやめて、その時間をゲストと触れあえるフォトラウンドに当てました。『両親も大切なゲストの1人』と考え、両親からの挨拶や花嫁の手紙も無しにして、新郎新婦からゲスト全員へ向けた感謝の手紙で式を締めくくりました。

 

「常識にとらわれず、自分たちがされたいおもてなしを心がけました。当初は結婚式を挙げるつもりはなかったけれど、ゲストの方々が喜ぶ顔を見ることができて本当によかったと思いました」

 

「なぜ結婚式を挙げるのか」「どんな式にしたいのか」そんな当たり前のことを改めて考えさせてくれるチカさんの結婚式。やりたいスタイルを明確にして、それを貫く姿はとても素敵ですね。

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チカさんのウェディングレシピ


場所:OSAKA

会場:コンラッド大阪

衣装:1着目/サイード・コベイシー、2着目/オーセンティック大阪

マリッジリング:シャネル

インスタグラム:@kix3.c

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「固定概念や常識に捉われず、御自分の好みやセンスを大切になさってください。できる・できないはプランナーさんが助言してくださいますので、御自分の希望を形にすることを目指していただきたいです」

 

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