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半年遅れで迎えた念願のホテルウェディング

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。 

新婦シオリさんが悩んだ末に実現した、念願のラグジュアリーホテル婚をレポートします。

テーマは「心地良いラグジュアリー空間」


ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」で行われた新婦シオリさんの結婚式。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で式が延期となったため、式の準備の再開は緊急事態宣言が開けたあと。式場スタッフと何度も話し合い、予定より半年遅れで念願の晴れの日を迎えました。

 

式のテーマは「心地良いラグジュアリー空間」。ホテル婚らしい洗練さを感じさせながらも、装飾は華美にせず、ゲストがリラックスして過ごせる空間を意識しました。1つひとつの料理やスタッフのホスピタリティにもこだわったそうです。

 

「ゲストから『呼んでくれてありがとう!』と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。中には、『私自身も非常に幸せな時間を過ごさせていただきました』と温かいメッセージをくれた友人もいます」

頼もしくて優しい彼


準備を再開した当初は、「本当に実施していいのか…」という不安が拭いきれなかったというシオリさん。しかし、それを心配した彼が「ちゃんと気持ちを伝えて解決しよう」と直接プランナーさんに電話で相談してくれました。その姿に心強さを感じたそうです。

「男らしさと優しさを兼ね備えた彼。私の不安に向き合ってくれて、感謝の気持ちでいっぱいです」

 

式当日は彼から素敵なサプライズも! お色直し後にシオリさんが高砂へ戻ると、席には一足のウェディングシューズが。それは彼からの「今日まで結婚式の準備を頑張ってくれてありがとう」という感謝の表れだったそうです。お色直しのドレスにもぴったりで、シオリさんはとても幸せな気持ちになりました。

 

「結婚式にこだわりを持つ男性は少数派だと思います。主人も同様でしたが、私の要望に反対することなく、さらにこんな素敵なことまで準備してくれるなんて! 本当に感動しました」

装飾とドレスは大人かわいく


大人花嫁らしく、“エレガントさ”と“かわいらしさ”にあふれたシオリさんの結婚式。装花はピンクを基調に、落ち着いたゴールドやブラックの組み合わせ。アクセントに選んだ胡蝶蘭はブーケやウィディングケーキに取り入れるだけでなく、花びらにゲストの名前を入れて席札代わりに使用したそうです。

 

ウェディングドレスも“大人かわいい”雰囲気がゲストから大好評。挙式ではボリュームのあるプリンセスラインのドレスに、ロングベールを合わせた王道の花嫁スタイル。お色直しでは、背中が大胆に開いたマーメイドドレスをセレクトして、エレガントな雰囲気でゲストたちを魅了しました。

 

「ドレスはとにかく自分に似合うものを意識しました。もともと『お色直しも白いドレス!』と決めていたので、ヘアやメイクで変化を出せるように心掛けました」

大切な人たちからのサプライズ


来られなかったゲストがいたことで心寂しさも感じていたというシオリさん。しかし、そんな想いを知ったご家族が、参加できなかったゲストのお祝いコメントをまとめたムービーを用意してくれました。画面越しから伝わる温かいメッセージの数々。シオリさんはもちろん、会場中が幸せな気持ちに包まれたそうです。最後には、誰よりも式を楽しみにしてくれていたお祖母さまからのメッセージも…。大好きなお祖母さまの姿に、シオリさんも涙をこらえきれませんでした。

 

「こんなご時世だったので欠席はやむを得ないと諦めていました。サプライズのお祝いメッセージは本当に嬉しかったです。結婚式はこれまで出会ってきた大切な人たちが1つに集まれる時間。こんな素敵なことは他にないと思います」

 

さまざまな決断を迫られながらも、最善を尽くして迎えた晴れの日。だからこそ、大切な人たちとの繋がりをより深く感じられたのかもしれません。シオリさんにとってかけがえのない結婚式になったことは、お写真からしっかり伝わってきますね。

ウェディングソムリエ ホテル婚 ラグジュアリー婚

シオリさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:ザ・リッツ・カールトン東京

衣装:1着目/ジョルジュ オベイカ(ヴォーグ ウェディング サロン)、2着目/ユミカツラ(ヴォーグ ウェディング サロン)

インスタグラム:@hs____wedding

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「これから式をされる方は、きっと答えのない悩みをたくさん抱えていると思います。無理に式を挙げる必要はないですし、延期や中止も2人が納得したのならそれが正解。ただ、私からひとつ言えるのは、結婚式をやってよかったということ。それぐらい素敵な時間でしたし、式が終わった後に『やらなきゃよかった』とは後悔しないはず。応援しています!」

 

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