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思い出のチャペルで叶えるクラシカルウェディング

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

 新婦マキさんが家族との思い出のチャペルで実現させた、笑顔あふれるクラシカルウェディングをレポートします。

ウェディングソムリエ 東京會舘 チャペル

十数年ぶりに訪れたチャペル


100年以上の歴史がある「東京會舘」を晴れの舞台に選んだ新婦マキさん。実は、マキさんのお兄さまが結婚式を挙げていたこともあり、縁を感じたのだとか。

 

 「参列した当時は高校生だったのですが、チャペルに立つ兄の姿を今でも鮮明に覚えています。暖かい気持ちに包まれて、自然と涙が溢れてきました」。

 

それから十数年、式場見学で再び「東京會舘」のチャペルを訪れたマキさんは、リニューアルしているものの昔と変わらない温かな空間に幸せな気持ちになったそう。一緒に訪れた新郎も「ここならゲストが喜んでくれそうだね」と嬉しそうに微笑んでくれたことで、この場所で式を挙げたいと強く思いました。

ウェディングソムリエ 東京會舘 サプライズ

想いを綴ったサプライズカード


彼とは、大学時代のダンスサークル仲間でした。優しくて真面目な性格で、式の日取りが決まってからも会場装飾のDIYを手伝ってくれたり、式にかかる費用の計算をしてくれたりと、積極的に準備を進めてくれたそうです。

 

そんな彼に感謝の気持ちを伝えるべく、マキさんは式当日にあるものを準備していました。それはこれから共に歩んでいく生活の中で『一緒にしたいこと100』を綴った手作りのサプライズカード。マキさんの想いを聞いた彼は驚きながらも、とても喜んでくれたそうです。

 

「リモートワークで自宅にいる時間が多かったからか、『いつ作ったの?』と驚いていました(笑)。2人の人生は始まったばかり、これから一緒に明るい家庭を築いていきたいです」

ドレスは憧れのハツコエンドウ


式場のクラシカルな雰囲気にあわせて、ドレスは「ハツコエンドウ」の「シャーロット」を選びました。オーガンジーの生地に繊細なレース刺繍が組み合わされたロングスリーブのドレス。ヴェールから透ける背中のくるみボタンも、マキさんのひと目惚れポイントです。試着に付き添ったお母さまにも気に入ってもらえたのだとか。

 

お色直しも同じく「ハツコエンドウ」からセレクト。ブルーグレーのベアタイプドレス「クロエ」で変化をつけたのがこだわりです。

 

「ヘアメイクも『ハツコエンドウ』の方にお願いしました。挙式はアップヘアにティアラを、披露宴は玉ねぎヘアにベロアリボンをつけてもらい、雰囲気の違うスタイルを楽しみました」

ウェディングソムリエ 東京會舘 演出

みんなで楽しめる演出を盛り込んで


自分たちが楽しむことももちろん、ゲストの方々に「来てよかった!」と思ってもらえる結婚式を目指したマキさん夫婦。披露宴では得意の書道を活かし、ゲスト参加型の“書道リレー”を企画。テーブルごとに選んだ代表者に一画ずつ木札に筆を入れてもらい、全員でひとつの言葉を完成させました。また、お色直しの時間では大学のサークル仲間に協力してもらい、ストリートダンスを披露。振り付けはオンラインでの練習だけでしたが、その息の合ったダンスに会場は大盛り上がりとなりました。

 

「新郎側のゲストの皆さんが場を盛り上げてくれたことで、さらに明るい式になりました! このご時世でも足を運んでくださった方々に感謝しかありません」

 

式場選びポイントはさまざまですが、家族の思い出にまつわる場所で時間を上書きすることも、とても魅力的なことですね。マキさんのゲストへの想いが伝わる結婚式でした。

ウェディングソムリエ 東京會舘 ウェディングドレス

マキさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:東京會舘

衣装:1着目/ハツコエンドウ シャーロット、2着目/ハツコエンドウ クロエ

エンゲージリング:ティファニー

マリッジリング:ティファニー

インスタグラム:@mmdd0921wd

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「このご時世でたくさん悩むこともあると思います。どんな形であれ、一生に一度の結婚式を、後悔のないように楽しんでください!」

 

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