wedding-idea wedding-idea

工夫を凝らした日本庭園でのオリジナル挙式

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

ユカリさんが実現した、おもてなしの心を大切にするイベント型の挙式をレポートします。

ウェディングソムリエ 和装 和婚

愛情深い人柄に惹かれて


美しい日本庭園を望む「ガーデンレストラン徳川園」で、新郎と結婚の誓いを交わした新婦ユカリさん。2人の出会いは友人の結婚式がきっかけだったそうです。「その場で言葉を交わすことはなかったのですが、後日、友人夫婦から『いい人だから連絡だけでも取ってみて!』とすすめられて……直感で私たちが意気が合うと感じてくれたようです」。

それから間もなくして2人の交際はスタートしました。ユカリさんが体調を崩した時や仕事で悩んだ時にいつもそばで支えてくれる彼に、「私もこの人に優しさと愛情を伝えていきたい」と、ユカリさんは結婚を意識するようになりました。

 

式の準備も積極的にかかわってくれた彼。挙式で使った折り鶴と水引飾りは、「もう少し!」と互いを励まし合い作り上げたのだとか。

 

「式の準備は花嫁さんが一人でがんばっているイメージだったので、いい意味で裏切られました(笑)。手作りは大変でしたが、共同作業でより絆が深まったと思います」

サプライズ尽くしのオリジナル挙式


ご時世を考えて、結婚式は挙式のみに。「感謝の想い」をテーマに、ゲストに充実した時間を過ごしてもらえるよう工夫を凝らしたそうです。

 

たとえば、ゲストに水引飾りのついた小さな箱を受付で配布。そのうちの2つにそれぞれの結婚指輪を入れており、その箱を引いたゲストに指輪を運んでもらうという演出でした。他にも、サプライズで新郎の職場の方に誓いの言葉をお願いしたり、「水合わせの儀」ではお互いの出身地の地酒を使うなど、ゲストが参加して楽しい演出をたくさん散りばめたそうです。

 

「旦那さんの上司の方に『挙式でこんなに楽しかったら、披露宴があったらもっとすごかったんだろうな』と言っていただけてうれしかったです。たくさん不安があった中で、みなさまから温かいお言葉をいただけて安堵しました」

センスが光る和洋折衷の装飾と衣装


来てくれたゲストに目でも楽しんでもらえるよう、会場装飾にも力を入れたというユカリさん夫妻。行きつけのグリーンショップにオーダーして、庭園に残る紅葉を生かしながら、パンパスグラスやドライフラワーを大胆にデコレーションしてもらいました。さらに、ウェルカムスペースには海外風にデザインしたプロフィールブックを設置。和と洋をミックスさせたオリジナルの世界観を演出したそうです。

 

衣装は和婚らしく王道の白無垢をセレクト。淡いグリーンの掛下や、ドライフラワーのリースブーケを合わせたところにユカリさんらしさが感じられます。センス溢れる白無垢姿は、家族や友人たちから大変好評だったそうです。

 

「装飾や衣装、ブーケは事前にイメージ画像を収集をして希望を伝えました。どれも私たちのイメージどおりの仕上げていただき大満足です」

前撮り、後撮りで“憧れ”を実現


結婚式は和装だったので、前撮りはドレスで。インスタグラムで気になったクリエーターさんにお願いして、和歌山の海辺で海外ウェディング風の撮影を敢行しました。せっかくの機会ということで、インポートドレスにあえて革靴を合わせるなど、衣装、ブーケ、写真……すべてに理想を詰め込んだユカリさん。また、憧れていた新日本髪は後撮りで叶えました。

 

「挙式も前撮りも後撮りも、やってよかったと思うことばかり。結婚式を通して得た経験や人との繋がりが、今の夫婦関係にも影響を与えてくれていると思います。この気持ちを忘れずに、今後もお互いの大切な人を、大切にし続けていきたいですね」

 

短い時間にもかかわらず、ゲストを楽しませる工夫を散りばめたユカリさんの結婚式。盛大さや華やかさよりも、ゲストへ感謝を伝えることを重視した2人の結婚式は、“幸せな時間を共有する“ことの大切さを改めて気づかせてくれます。

ウェディングソムリエ 和装 和婚

ユカリさんのウェディングレシピ


場所:NAGOYA

会場:ガーデンレストラン徳川園

衣装:前撮り/マリアフェリア

ヘアメイク:李英華

エンゲージリング:カルティエ

マリッジリング:カルティエ

インスタグラム:@i_y____

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「コロナ禍で行き場のない気持ちに苦しくなることもたくさんあると思います。1人で抱え込まず、旦那さまやご家族に相談してください。大切な人たちの言葉は驚くほど力になります。その先に、『挙げてよかった』と思える瞬間が待っているので、悩んだ時間もきっと報われるはずです。人生で一番輝かしい最高の日を迎えられるよう祈っています!」

 

insta

 

 

insta

 

 

 

Top