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生演奏を楽しむクラシカルパーティー

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

王道の花嫁スタイルに憧れていたラムさんが、音楽・食事・空間にとことんこだわったクラシカルウェディングをレポートします。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス チャペル

尊敬するパートナーと一緒に


ステンドグラスに差し込む光に照らされた大理石のバージンロード。格式高い『帝国ホテル東京』のチャペルで、新婦ラムさんの結婚式は行われました。パイプオルガンの神聖なメロディが鳴り響く中、ラムさんはゆっくりとバージンロードを歩きながら、これまでの日々を思い出していました。

 

彼との出会いは同じ職場。優しくて、まわりの人たちを大切にする姿に「この人となら絶対に幸せになれる」と確信したのだとか。結婚後もなんでも言い合える関係で、コロナ禍で式の決行を悩んだこともあったそうですが、お互いに支え合いながら無事、晴れの日を迎えられたそうです。

 

「主人の人柄を心から尊敬しています。挙式前に『結婚記念日は毎年ここで過ごそう』という素敵な言葉もプレゼントしてくれました」

三重奏とともに楽しむ食事会


披露宴は『晩餐会』をテーマにしたラムさん。お母さまが音楽好きということもあり、BGMにCD音源はほとんど使わず、ピアノ、バイオリン、チェロの生演奏を依頼。ゲストが美しい音楽を聴きながらゆっくり食事を楽しんでもらえる空間を演出しました。

 

テーブルコーディネートもキャンドルでクラシカルな雰囲気に。ゴールドとシルバーのキャンドルを組み合わせて、まわりにピンクの花をデコレーションしました。照明が消えると灯りが浮かび上がり、会場中がロマンチックなムードに包まれたのだとか。

 

「担当してくださったフローリストさんのセンスがよくて、準備段階からどんな装花になるのだろうとワクワクしていました」

ウェディングソムリエ 白無垢 和装

憧れだったウェディングドレスと白無垢


ウェディングドレスは『帝国ホテル東京』のきらびやかなパーティー会場にも映える、『ヴェラ・ウォン』の『バレリーナ』をチョイス。結婚式が決まってからずっと憧れていたドレスなのだとか。挙式ではふわふわの三段ベールを、披露宴ではエレガントなティアラを合わせて、雰囲気の違う2つのスタイルを楽しみました。

 

また、お色直しも念願だった白無垢に。『ハツコエンドウ』の白無垢に胡蝶蘭のヘッドピース、マグノリアのブーケを合わせて、オリジナリティ溢れる和装スタイルを叶えました。

 

「白無垢で登場した際、ゲストから『とても似合っているね』とお褒めの言葉をいただきました。自分自身も気に入っていたので嬉しかったですね」

忘れられないケーキカット


理想の結婚式を実現させたラムさん。式後も当日のムービーを見返しては、「本当に幸せな時間だった」と余韻に浸っているそうです。特に印象的だったのはウェディングケーキ入刀のシーン。入刀の合図とともにシャンパンのボトルが一斉にオープンすると、会場中がお祝いムードに! 写真撮影のために集まってきたゲストの顔を見て、ラムさんは思わず涙が溢れてきたそうです。

 

「自己満足かもしれませんが、素敵な式を挙げることで家族やゲストに喜んでもらえたらと思っていました。みんなの楽しんでくれている表情が見られて幸せな気持ちになったんです」

 

生演奏、一流の料理、クラシカルな会場装飾……理想のウェディングスタイルを実現しながらも、ゲストへの心遣いも忘れなかったラムさん。ゲストとのエピソードを聞いていると、参列した方々の笑顔が浮かんできますね。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス ホテル婚

ラムさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:帝国ホテル東京

衣装:1着目/ヴェラ・ウォン バレリーナ、2着目/ハツコエンドウ

カメラマン:高橋エイジ(maRthgraphy)

ヘアメイク:竹本みか(MY dresser)

エンゲージリング: NIWAKA

マリッジリング: NIWAKA

インスタグラム:@rss_wedding1122

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「コロナ禍でマスク着用と言う形での式となりますが、きっと挙げて良かったと思えるはずです。諦めず自分らしい結婚式を挙げてください」

 

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