「結婚式について新型コロナウイルスの影響をどの程度感じていますか?」という質問に、全体の66.8%の花嫁さんが何らかの影響(不安)を感じていると回答しました。結婚式の時期が近い、2020年7月までに挙式を予定している花嫁さんに限定すると83%の花嫁が不安を抱えているという結果に。影響を心配している人の意見としては、大きく下記の3点が挙がりました。
(1)参列者への配慮
「高齢者や妊婦さん、遠方から参加するゲストに感染リスクを負わせるのが怖い」「参列者の皆さまにご不安な思いをさせてまで開催すべきかかなり迷っている」「ゲストから欠席の連絡が入りはじめ不安を感じる」「親族から開催について心配されている」
(2)社会全体の空気感
「会社から在宅勤務を命じられイベント参加を控えるように通達されている状況下で開催していいものか悩む」「ネットやテレビで結婚式延期、中止の話を聞き不安になっている」「結婚式への世間の声が怖くなりました。」「国を挙げてイベントの自粛が言われているから」
(3)今後の見通しが立たないことに対する不安
「検査体制なども整っていない状況で収束の目処が立っていないから」「政府の声明及び対応の遅さにより、今後どれだけ長引くのか懸念される」「感染者の急増と対策や医療処置が確立されていないこと」
海外挙式予定の花嫁さんからは、現実問題として渡航に関わる規制を心配する声も。
全体として言えるのは大切なゲストへの影響や、自粛ムードの中で開催することへの心苦しさ、収束の目処が予測できず国の対応への不安等に多くの意見が集中しました。
逆に影響をそれほど感じないという花嫁さんも。「夏前の収束を信じているから」「列席者に高齢者がいないから」「都内のゲストがほとんどだから」「海外挙式だから」「身近で感染者がいないから」「致死率が低いから、インフルエンザと同じ感覚」などの意見もありました。置かれている状況によっては「過度に心配しすぎなくてもいい」という見方もありますよね。