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幸せがあふれだすおしゃれ家族婚

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

秋の鎌倉で叶えた、アヤノさんの家族愛あふれる結婚式をレポートします。

大切な家族を招いて


秋雨が降る10月の鎌倉。緑に囲まれたガーデンレストランで、新婦アヤノさんの小さな結婚式は行われました。招待客は家族だけ。父母、祖母、弟妹を招いてのアットホームなパーティーの始まりです。

 

なによりも、家族に楽しんでもらいたかったアヤノさんは、彼と「式は家族だけで挙げよう」と以前から話していました。そこには、これから家族になる相手のご両親へ、きちんと感謝の気持ちを伝えたいという想いも込められていたそうです。

当日はテラスで式を終えた後、併設のレストランへ移動して食事会を行いました。高砂は作らず、みんなで1つのテーブルを囲んでゆっくりと食事を楽しんだそうです。

 

「みんな少人数の結婚式が初めてで少し不安でしたが、終わった後に『すごく良かったね』と言ってくれて安心しました」

友だちのような関係の2人


アヤノさんと彼は高校時代に遡ります。当時はほとんど交流がなかったものの、卒業前に同じ自動車教習所に通い始めたのがきっかけで仲良くなったそうです。その後、約7年の交際を経て彼からプロポーズ。友だちのように飾らない関係だと話すアヤノさんは「彼とならありのままの自分でいられる」と確信してプロポーズを受けました。

 

結婚式が決まってからも二人三脚。一緒に式の打ち合わせにいったり、会場装飾を作ったりと、2人で力を合わせて準備を進めていきました。

 

「普段はあまり出かけない彼がドレス選びに毎回ついてきてくれたのが嬉しかったです。自分たちだけでなく、家族にも楽しんでもらいたいという気持ちを込めて準備しました」

秋色のテーブルコーディネート


肩肘はらない大人花嫁らしいおしゃれな結婚式。中でもアヤノさんのお気に入りはテーブル装花です。秋らしいウォームカラーの花を主役に、アクセサリーと色を合わせてシルバーの花器を飾りつけ。ガーデンウェディングに合うナチュラルな雰囲気をイメージしたそうです。

「希望をお伝えして、あとはプランナーさんにおまかせしました。当日見た瞬間、理想どおりの仕上がりにとても感動したのを覚えています」

  

ドレスはドット柄のレースがあしらわれたロングスリーブのデザインを選びました。挙式はタイトなまとめ髪にオーガンジーのベールをコーディネート。お色直しはダウンヘアでエレガントさを出して、まったく違う2つの雰囲気を演出したのがこだわりなのだとか。

温かい涙に包まれて


アヤノさんたちの結婚式は、終始温かな空気に包まれていました。アヤノさんが特に忘れられないと語るのが“両親の涙”です。ファーストミートでは、花嫁姿を見たお母さまが号泣。つられてお祖母さまと妹さんも泣いてしまったそうです。食事会ではプロフィールムービーを上映。幼少期の映像を見て今度はお父さまの目から涙が。これまで涙を見せてこなかったお父さまの姿に、アヤノさんも胸が熱くなりました。

 

式の最後は家族へ感謝の気持ちを込めて“サンクスセレモニー”を行いました。両親とお祖母さまにはお菓子を、弟妹にはハンカチを用意。当日みんなで撮った写真も特製の台紙に入れてプレゼントしました。
「私も彼も両親へ手紙を書きました。結婚式のテーマだった“感謝の気持ちを伝える”という目的をしっかりと果たすことができてよかったです」

 

少人数だからこそ叶えられる大切な人との濃厚な時間。思いやりあふれるアヤノさんの結婚式は、そんな家族婚の魅力を改めて感じさせてくれますね。

ウェディングソムリエ 秋婚 家族婚

アヤノさんのウェディングレシピ


場所:KAMAKURA
会場:GARDEN HOUSE KAMAKURA
衣装:クリオマリアージュ(オタディー )
エンゲージリング:カルティエ
インスタグラム:@___.non._wd

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「家族やゲストのために考える結婚式準備は本当に楽しいです。当日のことを想像しながら、楽しく準備してくださいね♪」

 

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