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国際カップルが目指した「moving」な時間

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

台湾人の彼と国際結婚を叶えた新婦ユカさんの、ゲストみんなが自由に楽しめるように工夫したホテルウェディングをレポートします。

装飾や演出にストーリーをもたせて


初夏の香りを感じる5月の『アンダーズ東京』に、大好きな彼との国際結婚を叶えた新婦ユカさんの姿がありました。子供の頃から結婚式を夢みていたユカさんは、式の予定がまだないときでも情報収集を行なっていたのだとか。

 

強い憧れがあったからこそ、こだわりも人一倍。プチギフトでは彼の出身地・台湾のパイナップルと、育ったニュージーランドのバターを使ったケーキを配るなど、小さなことにも意味を持たせるように工夫を凝らしました。

 

「準備期間中は関わってくださったスタッフさんたちにとても支えられました。アンダーズのプランナーさんやフローリストさんが、親身になってくださり、毎回楽しく打ち合わせできたのがいい思い出です♪」

大事にしたのは“動き”のある空間


ゲストみんなが笑顔になれる結婚式を目指したというユカさん夫妻。式のテーマに「moving」を掲げ、新郎新婦やゲストが自由に動いて楽しめる海外ウェディングのような空間づくりを意識しました。

 

会場装飾にもこだわり、テーマにかけて“動き”のある装花をオーダー。ピンクやパープルのヴィヴィッドな花と一緒にツル植物も飾ることで立体感を持たせ、フルーツも添えて初夏らしいフレッシュさも演出しました。

 

「せっかく来てくれたゲストとたくさん話せるように、歓談時間を多く取るようにしました。おかげでみんなから『2人と話せて楽しかったよ!』と言ってもらえて嬉しかったですね」

運命の『アントニオ・リーヴァ』を求めて


「ドレスは絶対に『アントニオ・リーヴァ』を着たい!」と決めていたユカさん。取り扱っているドレスショップを何軒も巡り、色々なデザインを試着する中で、セレクトショップ『ミーチェ』とのコラボドレス『プリシッラ』を運命の1着に選びました。ダイナミックかつ繊細なバックスタイルが特徴的で、試着で袖を通した瞬間から胸が高鳴ったのだとか。

 

ドレスに添えるブーケは、大ぶりの真っ白なバラをセレクト。動きがでるようにランダムに束ねてもらったのがこだわりです。

 

「結婚前は記念日に主人が赤いバラを送ってくれていたのですが、式後は白いバラをプレゼントしてくれるように。白いバラが、2人にとって大切な花になりました」

映画のセリフに込めた愛のメッセージ


式が終わった今でも、結婚式をよく振り返るユカさん。中でも忘れられないのが披露宴での彼のスピーチです。ユカさんの心に残る「I love you 3000」という愛のメッセージは2人が大好きな映画『アベンジャーズ』のセリフ。自分たちらしい言葉を選んでくれた彼の想いに、感動が込み上げてきたそうです。

 

「式当日は今まで味わった事のない、感動や嬉しさが詰まった時間でした。今でも彼や家族と結婚式の話をする度に自然と笑顔になれます。みんながこんなにも幸せな気持ちになれるなんて、本当に式を挙げてよかったと思いますね」

 

こだわりを持って長年の夢を形にしたユカさん。記念日のバラの花束、映画のメッセージと2人らしいエピソードから仲睦まじい様子も伝わってきます。

ウェディングソムリエ ウェディングドレス ホテルウェディング

ユカさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:アンダーズ東京

衣装:1着目/アントニオ・リーヴァ プリシッラ 2着目/ピーター・ラングナー

ヘアメイク:Tanaka Tomoko(@tomoko_make)

カメラマン:Gakky Photography、keicophoto

エンゲージリング:ハリー・ウィンストン

マリッジリング:ハリー・ウィンストン

ハネムーンの行き先:未定

インスタグラム:@yukapi_wd

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「準備中にストレスで彼とケンカしてしまうこともあるかもしれませんが、式当日は人生で一番幸せな日になると思います! プランナーさんやヘアメイクさん、フローリストさんなど協力してくださる人たちに頼って、楽しい一日を迎えてください♪」

 

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