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スタイルを変えた2つの結婚式

花嫁のリアルストーリーを紹介する「ウェディングレシピ」。

明治神宮での親族挙式と、TRUNK(HOTEL)での友人パーティーを行ったリョウさんのウェディングをレポート。

ウェディングソムリエ 和装 白無垢

ロードトリップしながら式場探し


彼とは会社の同期として知り合った新婦リョウさん。ところが付き合って3年経った頃、リョウさんが仕事の都合でドイツへ行くとこになり、2人は遠距離恋愛に。その間も、仕事で悩むリョウさんを日本から支え続けてくれた彼。そして帰国日、リョウさんを迎えにきた彼は、空港で指輪とバラの花束を渡し、サプライズでプロポーズをしてくれたそうです。

 

結婚が決まってから、ドライブがてら毎週のように式場めぐりをしました。当初はガーデンウェディングを計画していたため、関東近郊をはじめ、富士山周辺や伊豆諸島まで足を伸ばすことも。最終的には『2人にとってなじみの深い土地』『一生なくなることがない場所』と、東京の明治神宮に決めたそうです。

 

「結婚して初めての共同作業を、じっくり楽しみながら進めることができました。この時間があったからこそ、私たちらしい式ができたのかなと思っています」

明治神宮で挙げた美しい結婚式


明治神宮での挙式当日は、朝から強い雨が降り、楽しみにしていた花嫁行列の『参進の儀』がルート変更になるかもとの知らせが。すると、落ち込むリョウさんを見た彼が、優しくなぐさめてくれたそうです。

「彼の支えがあるからこそ日々幸せに過ごせているんだ、と改めて実感しました」

その後支度を終えて再会すると、なんとさっきまでの雨がすっかりあがっていました!

「光が差し込み、境内の緑がきらきら輝いていました。まさに雨降って地固まる。2人の未来が晴れやかなものだと背中

を押された気持ちでした」

 

式中は、新郎が誓いの言葉を読み上げる「誓詞」が印象的だったと話すリョウさん。厳かな雰囲気の中、日本ならではの正装に身を包み、一生添い遂げることを誓うのはやはり身が引き締まる思いだったそうです。

「明治神宮という場所で美しい日本文化を感じられ、日本人として誇りに思いました」

ウェディングソムリエ ウェディングドレス 会場コーディネート

親族と友人、ゲストに合わせた空間づくり


『温故知新』『和洋折衷』をテーマに明治記念館で親族披露宴を、TRUNK(HOTEL)で友人披露宴を行った2人。クラシカルで格式高い日本の結婚式と、自分たちらしいカジュアルなウェディングの両方を叶えたいと思ったそうです。

 

親族披露宴は会場自体が金鶏の模様で華やかだったため、装飾にはあえて手を加えず白とベージュを基調にしてシンプルに。対してヘリンボーン壁と床のみの真っさらなTRUNK(HOTEL)では、自分たちでゼロから空間づくりに挑戦。会場をキャンバスに見立てて、式場のプランナーやフラワーチームと相談しながら、立体感のある草花を選びました。さまざまなテクスチャーの枝や蔓、朽ち感のあるドライフラワーを組み合わせ、無機質な直線と植物的な曲線を合わせた、唯一無二の世界観を実現したのです。

ウェディングソムリエ パーティースタイル 演出

2つのパーティースタイルでより濃密な時間を


「私も彼もこだわりが強い方なので、なんとか2人分の『こうしたい!』を形にしたいと思っていました」

友人とのパーティーではオリジナリティあるドレスを着たいと、リョウさんは珍しいデザインのドレスを中心に試着。そして、パフスリーブが特徴的なソフトマーメイドのドレスと出会いました。ドレスに合わせて、彼のタキシードも全身オーダーメイド。足元にまでこだわり、皮職人の先輩に特注でブーツを作ってもらったそうです。

また、お酒が大好きな2人はテキーラで乾杯することに! 女性目線だけでなく男性目線もしっかり取り入れたパーティー。新郎友人から「こんな結婚式ならやってみたい!」との声も多かったそうです。

 

「親族と友人の披露宴を分けたことで、それぞれのゲストと濃密な時間を過ごすことができました。この形にして本当によかったと思っています」

親族とはアットホームな時間を、友人とは思いっきり盛り上がれる時間を。新郎新婦にとっても、ゲストにとっても、自然と距離が縮められる素敵な結婚式の形ですね。

 

リョウさんのウェディングレシピ


場所:TOKYO

会場:明治神宮・明治記念館/TRUNK(HOTEL)

ドレス:IDYLLE(BEGUM)/Galleria Collection

エンゲージリング:Cartier 1895 Solitaire ring

マリッジリング:Cartier 1895 Wedding band

インスタグラム:@kknmryo

 

 プレ花嫁さんへのアドバイス 

「準備期間も当日も、結婚式に関わる一瞬一瞬すべてが、お2人やご家族にとって素敵な思い出になりますよう願っています」

 

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